AIの進化は速い。社長が、自分で追いかけよう
追う会社と追わない会社の差は、時間がたつほど大きくなる
AIにできることは数か月単位で増え、去年できなかったことが今年はできます。社員は経営者よりさらに分かっていないことが多いので、社員に任せて済む話ではありません。経営者が自分で毎日のようにAIを使い、何が新しくできるようになったかを知っておきます。
嶋田の言葉「AIの進化が速く格差が生まれる。経営者自ら日々キャッチアップする。社員はもっと分かっていない」(2026年9月10日の定例)
代表の嶋田が、商談やAI 1DAY講習で
経営者に伝えていることを10か条にまとめました。
追う会社と追わない会社の差は、時間がたつほど大きくなる
AIにできることは数か月単位で増え、去年できなかったことが今年はできます。社員は経営者よりさらに分かっていないことが多いので、社員に任せて済む話ではありません。経営者が自分で毎日のようにAIを使い、何が新しくできるようになったかを知っておきます。
嶋田の言葉「AIの進化が速く格差が生まれる。経営者自ら日々キャッチアップする。社員はもっと分かっていない」(2026年9月10日の定例)
AIに任せられる範囲は、人から聞くのではなく自分で確かめる
担当者に「AIをやっておいて」と頼んでも進まない会社が多くあります。理由は、頼んだ経営者がAIに何ができて何ができないかを知らず、指示も進み具合の判断もできないことです。まず経営者が自分のパソコンで小さなアプリを1〜2個つくり、任せられる範囲を確かめます。完璧につくらなくてかまいません。
嶋田の言葉「経営者あなた自身が変わらなきゃいけない」「完璧でなくてよく、1〜2個作って感覚をつかむ」(2026年9月10日の定例)
一つの業務を速くしても、会社全体の成果は変わりにくい
経営者はコストと効率の整理から入りがちです。一つの業務を速くする話にAIを使うと、改善はその業務の中で止まります。AIでできることが増えている局面では、「いまの業務をどう速くするか」ではなく、「AIがある前提なら、この会社の組織と戦略はどうあるべきか」と考えるところから始めます。事業計画は、組織と戦略を書き直してからつくります。
嶋田の言葉「一つの業務の効率を上げるのではなく、組織や事業の前提を変える」「経営者はコストと効率の整理に走りがちだが、発想の器を大きくする」(2026年9月10日の定例)
月初の支払い・月末の確定・年度決算は、別々に見えてつながっている
担当者は前任者から引き継いだ手順書のとおりに仕事をしていて、その流れ自体が正しいかを見直す機会は、ほとんどありません。そこにAIを入れても、点の自動化で終わります。別々に見える業務は、実はつながっています。いまの点をつないで線にするのではなく、AIがある前提で、起点から終点までをゼロから描き直します。
嶋田の言葉「既存業務を少しAI化する点の話ではなく、業務全体も、あり方自体もゼロベースで考え直す」「点でなく線」(2026年9月10日の定例)
部署をまたぐ情報をAIが渡すようになると、担当者を決める前提が変わる
経理の数字を人事が使い、人事の情報を経営企画が使います。このつながりを、いまは人が部署をまたいで運んでいます。AIが部署をまたいで情報を渡すようになると、部署ごとに担当者を決める前提が変わります。「この業務に何人必要か」ではなく、「AIに任せたあと、人は何に集中するか」で組織を考えます。
嶋田の言葉「AI時代は部署や職種の壁が解けていく。経理→人事→経営企画と横断的にAIがつなぐ前提で、会社をどう作り直すかを考える」(2026年9月10日の定例)
システム予算の枠ではなく、人件費・採用計画と並べて判断する
AIの予算を、ほかのシステム投資と同じ枠で考えていませんか。CFOや経営企画の仕事の一部を手順書にしてAIに任せられると分かると、今年10人の採用計画を3人にして、7人分の人件費をAIに使う、という判断も出てきます。外注すれば大きな費用がかかるシステムを自分たちでつくれると分かると、外注するかどうかの判断も変わります。金額を決める人が、AIで何ができるかを先に確かめておきます。
嶋田の言葉「経営企画やCFOの仕事の一部を手順書にして任せられると分かると、採用計画を見直す話になる」(2026年9月1日のキックオフ)「今年10人採用する計画を3人にして、余った7人分の人件費予算をAIに回す」(2026年9月18日の定例)
AIを使って業務を変える(攻め)と、使ってよい範囲を決める(守り)は、順番ではなく同時に進める
社員がAIを使い始めない原因は、操作の難しさよりも、どこまで使ってよいかが決まっていないことにある場合が多いです。決まっていない会社では、社員は自分の判断で使えません。使ってよい範囲、読み込ませてよい情報の区分(社外秘・顧客情報など)、契約プランの条件(入力した内容が学習に使われないか)は、使い始めたあとで決めるルールではなく、AIを使う前提として経営が先に決めます。全部を決めてから始めるのではなく、使う人を増やしながら決めていきます。
嶋田の言葉「攻めと守りを同時に進める」「使える人が増えると、AIを使う基準や、どの情報まで読み込ませていいかを決める必要が出る」(2026年9月4日の定例)
紙の手順書・担当者の頭の中・画面キャプチャーは、AIには読めない
AIに仕事を任せるには、AIが読める形の情報が要ります。マークダウン形式やテキストのファイル、体系立ったWikiにしておくと、AIがそのまま読み取ります。
嶋田の言葉「AIが読める形に情報を構造化する。MDファイル化など、AIリーダブルにする」(2026年9月10日の定例)
一度覚えさせた手順は、次から呼び出して使う
AIは、はじめは自社のことを知りません。頭はいいのですが、会社のルール、用語、判断基準、過去の経緯を知らない点は新人と同じです。何をすべきか、どの基準で、どこまでやるかを伝え、AIが出したものを見て直します。教えた分、任せられる仕事が増えます。
嶋田の言葉「AIを人と同じようにマネジメントする。頭のいい新卒社員のように、自社のルールとコンテキストを覚えさせて育てる」(2026年9月10日の定例)
人がすべてを承認すると、AIの速さが仕事の速さにならない
AIの実行は、人の何倍も速いです。その前後で人の承認とレビューを待つと、仕事全体はそこで止まります。どこまでをAIの判断で進めてよいか、どこから人が見るかを、承認とレビューの工程を考えたうえで業務ごとに決めます。判断を伴わない業務はAIに任せ、重要な判断と最終の確認は人が行う、という分け方です。技術的にできることと、任せると決めることは別で、任せると決めるのは経営です。
嶋田の言葉「ボトルネックは人。AIの承認・レビュー・実行判断を人が握ると詰まるので、承認やレビューが少ない使い方が大事になる」(2026年9月10日の定例)「自分がボトルネックになっていますか」(2026年9月18日の定例)
設問は10問、所要時間は約3分です。費用はかかりません。
自社のAI活用がいまどの段階にあるか、次に何をするとよいかが分かります。